花粉症辛いですよね。人前で鼻水がたらりと流れたり、目をかきむしり真っ赤になったり。もし、お茶が花粉症の予防や症状の軽減になる事あなたは知っていましたか?憂鬱な花粉症季節を乗り切るべにふうき茶がとても有効なその理由を詳しく解説しています。
花粉症の原因になる花粉は年中無休
花粉症とは、スギやヒノキ、ブタクサ・ヨモギなどの花粉が多く飛来する時期に発症するくしゃみ・鼻水などを起こし季節性アレルギー性鼻炎とも呼ばれます。
季節ごとの主な花粉
「主な花粉飛散時期」
・ 1〜5月:スギ花粉
・ 1下旬〜6月:ヒノキ花粉
・ 1〜12月:イネ科花粉
・ 7下旬〜12月:キク科花粉
「主な植物」
・ スギ
・ ヒノキ
・ シラカンパ
・ ハンノキ
・ カモガヤ
・ ブタクサ
・ ヨモギ
などおよそ60種類ほどが花粉症の原因になる植物と言われています。
ちなみに私は「ブタクサ系」花粉症でした(過去形ですよ)
花粉症の主な症状
花粉症になるとテッシュやハンカチは必需品ですね。以前の私はテッシュボックスを持ち歩いていましたよ。(恥ずかしい・・・)
「花粉症主な症状」
・ 鼻水
・ 鼻づまり
・ くしゃみ
・ 目のかゆみ
・ 充血
・ 皮膚のかゆみ
・ のどの痛み
など
花粉症になると突然鼻水がたらりと垂れてくるのでそれが気になってしまい仕事や勉強に集中できなくなりますよね。そして意外に面倒なのが、病院に行く手間暇。そして薬の種類によっては眠気が出てしまうのもあるようです。特にクルマを運転する人は花粉症の薬は注意が必要です。
あるアンケート結果では、日常生活において様々な支障を感じています。だからこそ長年花粉症をもっている人なら「そろそろ花粉症時期か〜」となんとなく分かると思います。ならば、花粉症を軽くできる可能性もある予防手段があれば試してみても良いのではないでしょうか?、それも自宅で簡単に手軽にお茶を飲むだけとしたら・・・。
べにふうき茶が花粉症予防になる理由
お茶の苦味・渋味の元であり「カテキン類」は強力な抗酸化物質ですしお茶成分の中でも最も多く含まれるのがカテキン類です。
『抗酸化物質の役割』
1:活性酸素の発生を抑える
2:活性酸素の酸化力を抑える
3:活性酸素の受けた被害を修復する
特に花粉アレルギーを持つ人に対する効果は②と③が有効です。
つまり、お茶成分のほとんどを占める「カテキン約11〜17%」は花粉症対策に有効な手段だと言う事です。しかし、薬のように即効性がある訳でもなく、また人によっては効果が期待できない、と言った事もあります。
でもですね、薬に頼るのではなく自然の力で花粉症を改善できるかもしれないお茶を水の代わりに飲むだけで花粉症が緩和される可能性があるなら試してみても良いかも、と思うのです。
べにふうき茶に含まれるあるものの正体とは
べにふうきに多く含まれる成分=メチル化カテキン
メチル化カテキンが花粉症症状を緩和させる事が様々な研究で明らかになっています。
「べにふうき(紅富貴)」とは本来紅茶に適した品種として誕生しました。紅茶として飲むとメチル化カテキンが消滅してしてしまいますが、緑茶として飲む事で抗酸化作用が強いメチル化カテキンが有効になります。
一般的に多く飲まれている緑茶「やぶきた」にはこの有効成分は含まれていません。
べにふうきはカテキン成分が多く含まれているので苦味・渋味が強くでます。市販されているべにふうき茶は粉末もあるので、お菓子に混ぜて子供さんに食べされるのも良いかもしれません。
ま と め
お茶は古くは薬として飲まれていました。中国の神話の中にはこのような話も残っています。
『野草から食べられる植物を見つけ出す為、毒草にあたった時茶葉を噛んで解毒した』
この事から健康に効果がある飲み物として長い期間飲まれて親しまれてきました。辛い花粉症に自然の恵みが効果あるとしたら、一度は試してみて欲しいと思います。
出典先
「花粉症の正しい知識と治療・セルフケア」厚生労働科学研究
「茶ポリフェノールの多機能生理作用」