常滑焼は日本を代表する日本六古窯の1つに数えらまた、急須と言えば常滑と言われる程有名は焼き物産地です。常滑やきもの散歩道は観光スポットに、常滑焼の特徴や常滑焼まつり情報満載でお届けします。

常滑焼の特徴

常滑焼は愛知県常滑市を中心にその周辺を含む知多半島内で焼かれ炻器(せっき)で日本六古窯(にほんろっこよう)の1つに数えられています。

常滑焼の特徴は施釉(せゆう)をしないで、また絵付けも行わない代わりに浮彫りや貼花(レリーフ)などの装飾を行っています。

常滑焼急須

常滑焼急須が有名なのは酸化鉄を多く含む朱泥(しゅでい)と呼ばれる土を使うことで焼き上がりの色合いが独特な赤褐色であることから常滑焼は“赤物”とも呼ばれています。

「炻器(せっき)とは」
炻器と同じ読みになりますが、石器だとイメージは原始人になってしまいますね(笑)

炻器(せっき)とは、陶器と磁器の性質の良いとこ取りをした焼き物で堅牢で耐水性があります。その為常滑焼=急須と言われる所以なのではないでしょうか!

常滑やきもの散歩道は観光名所

『常滑やきもの散歩道』

昭和初期の頃常滑で栄えた産業が窯業(陶器製造)でした。常滑市の中心市街地の小高い丘にその名残を今に残す『常滑やきもの散歩道』が観光スポットです。

常滑駅から徒歩約10分にある陶磁器会館がスタート地点です。ここ陶磁器会館でも常滑焼展示即売も行っています。買い忘れた!時など利用すると良いでしょう。

陶磁器会館
「陶磁器会館」

所在地:愛知県常滑市栄町3-8
TEL:0569-35-2033
開館時間:9:00〜17:00
休館日:年中無休(年末年始を除く)
入場料:無料
駐車場:土・日・祝(有料)

常滑やきもの散歩道にはコースとして2通り準備されています。坂を上がったり、降ったりするので体力勝負、と言うとこでしょうか。平成19年3月には「美しい日本の歴史的風土準100選」に選ばれています。

Aコ-ス

やきもの散歩道AコースAコースは全長約1.6キロメートルで「煙突がある風景」や「土管坂」「登窯」などまるで映画の物語の中に入り込んだような雰囲気に包まれます。途中、途中にはガラス工房のお店やパン工房などもありのんびり散策するのが良いと思いますよ!

必ず地図やパンフレットはもらってくださいね。初めての人は迷うかもしれません、街並みはまるで迷路のよう・・・。

Bコース

常滑やきもの散歩道Bコース

Bコースは全長4キロメートルのコースで「とこなめ陶の森資料館」や
「とこなめ陶の森陶芸研究所」などの産業観光施設が見学できます。

やきもの散歩道おすすめスポット

土管坂

常滑土管坂廻船問屋瀧田家から南に10mほどの所にあり、やきもの散歩道を代表する風景の1つです。
明治期の土管と昭和初期の焼酎瓶が左右の壁面をびっしりおおい、坂道には「ケサワ」という土管の焼成時に使用した捨て輪の廃材を敷き詰め、滑らず歩きやすいように工夫されています。
引用先:一般社団法人とこなめ観光協会

とこなめ見守り猫とこにゃん

とこなめ見守り猫とこにゃん迫力いっぱいの巨大招き猫。
愛称はとこなめ見守り猫とこにゃん。
高さ3.8m、幅6.3mもあり、壁の上からひょっこりと顔をのぞかせています。
引用先:一般社団法人とこなめ観光協会

A・Bコースの地図がPDFでダウンロードできます。
一般社団法人とこなめ観光協会HPからどうぞ

常滑焼まつりイベント情報

常滑焼まつり
5会場を舞台に常滑焼の窯屋、作家、問屋等が一同に集まった大々的な大即売市が開催されます。

常滑焼まつりパンフレット

第53回2019年常滑焼まつりパンフレット

会場1:ボートレースとこなめ
ボートレースが行われる場所で大即売市が開催されます。様々な常滑焼が出品され毎年多くの人で賑わいます。
また、伝統工芸士実演も行われますので時間に余裕を持って来館してくださいね。

会場2:セラモール
セラモールはやきものショッピングモールで12店舗のやきもの専門店が集まっています。
2019年常滑焼まつりでは常滑焼の茶器を使ってお茶を淹れよう!と題し「お茶の淹れ方教室」も行われていました。

会場3:イオンモール常滑
イオンモールを会場とし日本陶芸療法士協会主催の陶芸体験が行われました。

会場4:やきもの散歩道
やきもの散歩道では窯元や専門店が様々なイベントやセールを行っています。歩き疲れたら甘味処でお茶するのも良いかもしれませんよ!

会場5:常滑市内協賛会場
4企業と連携した企画が目白押しです。

町中が常滑焼まつり一色になる期間。多くの人が訪れ賑わいを見せています。お目当ての常滑焼を買う、美味しい物を食べる、歴史に触れる、そんなお祭りを楽しんでください、

常滑焼おすすめはやっぱり急須です

常滑焼の急須で入れたお茶は美味しい!なぜか?

最近ではパステルカラーの食器も多く生産されていますが、常滑焼の急須は『赤』が多いですね。これは赤褐色の泥(酸化鉄を多く含んだ土)で作られからです。また朱泥は、お茶のタンニンと反応し苦さが取れ、味がまろやかになる、と言われています。そして炻器で作られた急須は吸水率が高く長年使用していると色ツヤが出て趣が良くなります。

そこで、常滑焼おすすめはやっぱり急須になってしまいます。

常滑焼急須

※使用上の注意点※

常滑焼急須は漂白剤で洗わないでください。とても吸水率が高いので、急須本体に漂白剤の味(薬品臭さ)が残ってしまい、せっかくのお茶の味が台無しになってしまいます。

まとめ

私の実家では未だに「朱泥色」の急須を使っています。幼な心に『綺麗だなぁ』と見とれていたのは、実は常滑焼だったとは・・・。どうりで実家で飲むお茶は美味しいはずでした。
しかし伝統的な陶芸品でありながら現代の若者にも馴染み易い製品も多く取り揃えられている常滑焼は、その優しい色味がとても魅力的です。ぜひ一度、直にご覧いただければと思います。